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スクーターといえば、かつては50ccの原動機付自転車の代名詞であったが、昨今は250cc超のビッグスクーターが若者の間で人気である。スクーター、すなわちオートマチック二輪車は、操作が楽で乗りやすいということから需要が増加したが、スクーターによる事故が多発するようになった。

この流れを受けて、AT限定二輪免許が、2005年(平成17年)6月1日よりスタートした。免許の種類と運転できる車種は、AT限定大型二輪免許が650cc以下、AT限定普通二輪免許が400cc以下、AT小型限定普通二輪免許が125cc以下のスクーターとなっている。650cc超のビッグスクーターは、AT限定免許では乗れないので、従来どおり、条件なしの大型二輪免許が必要である。

スクーターは、クラッチ操作が不要な分、操作は楽であるが、スポーツバイクとまったく異なる特性を持っているため、より安全に運転するためのポイントを理解する必要がある。

ライディングポジションは、フロア型のステップで、ステップの位置が固定されていない分、さまざまな姿勢を取れるが、基本は次のような姿勢である。ハンドルを左右いっぱいに切って、ハンドル操作やアクセル、ブレーキ操作のしやすい位置に、つま先を前方に向くようにして両足とも車体からはみ出さないように座る。

コーナーリングは、ホイールベースが長く、小回りが苦手であるので、急なアクセル操作は避けるようにする。また、重心が低く、車体がカウリングに包まれているので、バンク角が稼げないという特性がある。車体を傾けすぎないように注意することも重要である。